【アパレルOEMの探し方】どこに頼めばいい?会社選びで確認したい4つのポイント

OEM会社は
たくさんあるけれど、
違いがよく分からない

新しいOEM会社を探している企業様から、
よくこんなお話を聞きます。

検索するとたくさんの会社が出てくる。

ホームページを見ても、どこも
「小ロット対応」
「高品質」
「企画から対応」
と書いてある。

見積もりを取ってみても
価格はバラバラで、
結局
どこを基準に選べばいいのか分からない。

アパレルOEM会社は、
それぞれ得意なアイテム、生産国、
ロット、価格帯、
そして
「どこまで一緒に考えてくれるか」
が大きく異なります。

そのため、
単純に
見積金額だけを比較して決めるのは、
あまりおすすめできません。

特に、
既存ブランドの新ラインや、
法人として継続的に
商品を展開していく場合、
最初のOEM会社選びは
その後の商品品質やコスト、
納期にも大きく影響します。

今回は、
25年以上アパレルの企画・生産に
携わってきた現場の視点から、
OEM会社を探すときに
確認していただきたい
4つのポイントをご紹介します。


目次

OEM会社といっても、
すべての服を
同じように作れるわけではありません。

カットソーが得意な会社もあれば、
布帛、ニット、アウター、ユニフォーム、
バッグや雑貨などを
得意とする会社もあります。

また、

  • 国内生産が中心
  • 韓国生産に強い
  • 中国で中~大ロットを得意としている
  • 生地や資材の提案まで行う
  • 工場への生産指示を中心に行う

など、
会社によって役割もかなり違います。

ホームページを見るときは、
「何でも作れます」
という言葉だけではなく、
実際にどんな商品を作っているのか
を確認してみてください。

制作実績に、
自社がこれから作りたい商品に
近いものがあるか

を見るのも一つの方法です。

そして、
もう一つ見ていただきたいのが、
その実績について
「どのように作ったのか」
まで説明されているかどうかです。

完成品の写真だけでは、
生地を誰が探したのか、
パターンを誰が作ったのか、
どこまでOEM会社が生産管理を
行ったのかまでは分かりません。

継続的な商品展開を
考えているのであれば、
完成品だけではなく、

その会社がものづくりの
どこまでを担当しているのか

まで確認しておくと安心です。


打ち合わせをしたときに、
私たちが重要だと思っているのが

提案力です。

例えば、

「この生地を使いたい」

という要望に対して、

「分かりました。探します」

だけで終わるのか。

それとも、

「この生地だと
希望価格に収まりにくいので、
こちらの素材なら近い風合いで作れます」

「この数量ならオリジナルで作るより、
既存資材を組み合わせた方が現実的です」

「初回は韓国で生産して、
数量が増えたら中国へ
移す方法もあります」

と、条件に合わせて
別の選択肢まで出してくれるのか。

ここには大きな違いがあります。

服づくりでは、
デザイン、生地、数量、納期、価格
のすべてを100%希望通りにすることが
難しい場面が必ず出てきます。

そんなときに重要なのは、
「できません」で終わることでも、
無理に「できます」
と受けることでもありません。

目的をできるだけ変えずに、
別の方法を考えられるか。

これはOEM会社を選ぶうえで、
かなり重要なポイントだと思っています。


意外と見落とされやすいのが、
生地や副資材の手配力です。

洋服は、パターンと縫製
だけで完成するものではありません。

同じデザインでも、
生地が変われば
シルエットは大きく変わります。

ファスナー、ボタン、芯地、裏地
などの選び方によっても、
価格や仕上がりは変わります。

特に新しいカテゴリーへ挑戦するとき、

「このデザインに合う生地が
 どこにあるのか分からない」

「希望しているボタンが
 国内では見つからない」

といったことは珍しくありません。

そのため、
自社で素材をすべて用意できない場合は、
生地や資材の提案・手配
まで対応しているか
を事前に確認しておくことを
おすすめします。

DESIGNLAB.は、
国内だけでなく
韓国・中国を含めて
素材や資材を探しています。

韓国市場の生地を使った方が
企画に合うこともあれば、
中国でオリジナル資材を作った方が
量産時のコストを
抑えられることもあります。

「どこで縫うか」
だけではなく、
どこから何を調達するか
まで含めて考えられるか
によって、
企画の選択肢は
かなり変わります。


そして私たちが
最も重要だと考えているのが、
量産前のリスクについて
きちんと説明してくれるかどうかです。

服づくりには、
どうしても予想外のことが起こります。

例えば、

  • 染色ロットによって生地の色が微妙に変わる
  • 洗濯によって想定以上に縮む
  • ストレッチ素材と付属の相性によって強度に問題が出る
  • サンプルでは問題がなくても、量産時に縫製の難しさが表面化する

といったことです。

「絶対に問題は起きません」
 と言い切る会社よりも、

「この素材なら、
 ここは確認しておいた方がいい」

「この仕様は量産前に
 試験をした方がいい」

と、

起こり得る問題を
先に説明してくれる会社
の方が、
私たちは
信頼できると考えています。

また、日本国内で衣類を販売する以上、
家庭用品品質表示法に基づく
繊維組成や取扱表示など、
販売時に確認しなければならない
事項もあります。

見た目の仕上がりだけではなく、
量産後の品質や販売まで考えているか。

ここもOEM会社を比較するときに
確認していただきたいポイントです。


複数のOEM会社から
見積もりを取ること自体は、
もちろん問題ありません。

ただし、
金額だけを横に並べて比較するときには
少し注意が必要です。

同じ「ジャケット100枚」でも、

☑どんな生地を使うのか。
☑パターン作成は含まれているのか。
☑サンプル修正はどこまで対応するのか。
☑検品はどのように行うのか。
☑生地や付属の手配まで任せられるのか。

条件によって、
見積金額は大きく変わります。

最初の金額が安かった会社が、
最終的に一番安くなる

とは限りません。

だからこそ、価格を見るときは
「この金額で、
どこまでやってもらえるのか」
まで確認して
比較することをおすすめします。


OEM会社を探すとき、一番大切なのは
『自社が何を求めているか』
を最初に整理することだと思います。

すでに仕様書も生地も揃っていて、
縫製だけをお願いしたいのであれば、
工場へ直接依頼する方法もあります。

一方で、
まだ素材が決まっていない、
仕様について相談したい、
量産までまとめて管理してほしい
という場合は、
企画や生産管理まで対応している
OEM会社の方が向いています。

どちらが良い・悪いではなく、
自社が必要としている役割と、
依頼する会社の得意分野が合っているか
が大切です。

そして、
実際に話してみたときに
『こちらの意図を理解してくれている』
と感じられるか。


最後はそこも、
とても大事だと思っています。


DESIGNLAB.では、
既存ブランドの
新ライン・新カテゴリの開発や、
法人企業の
アパレル・ユニフォーム・物販商品
の企画から量産までをお手伝いしています。

デザインや仕様が
完全に決まっていない段階でも、
企画内容をお聞きしたうえで、
生地・資材・パターン・生産国などを
組み立ててご提案しています。

国内・韓国・中国
それぞれの生産背景を使い分けながら、
初回生産から継続的な量産まで
見据えて進めることが可能です。

なお、
継続的な量産を前提とした
生産体制のため、
最低生産数量は原則1型50枚から
となります。

サンプル1点のみ、個人使用の衣装、
量産予定のないご依頼
については対応しておりません。

「今のOEM会社では希望するものが
 なかなか形にならない」

「新しいカテゴリを作りたいが、
 どこへ相談すればいいか分からない」

「現在の生産背景とは
 別の選択肢も検討したい」

という企業様は、
現在の状況から
そのままお聞かせください。

仕様書等ご用意されていない段階でも
問題ありません。
作りたいアイテム、予定数量、希望時期
などをお伺いしたうえで、
進め方をご提案いたします。

ご相談の際は、
以下の内容を
分かる範囲でお知らせいただけると、
より具体的なお話が可能です。

  • ブランド概要と作りたい商品のイメージ
    (参考画像など)
  • アイテムの種類と色数
  • 初回予定数量
  • 希望納期・販売時期
  • 想定している販売価格帯やご予算

まだ企画が固まりきっていない段階でも
問題ありません。

ブランドの方向性に合わせて、
生産背景や仕様をご提案いたします。

目次