新型コロナウイルスの影響は韓国や日本の
生産事情にも少しずつ出てきております。

 

重ねての新型コロナウィルス関連の
情報になります。
不安にさせるということではなく、
少しでも現在の状況がわかれば
正しい行動ができると思います。
一つの情報として参考にしてください。

 

今回ばかりは製造業にも
間接的な影響が出てきているようで
少々気になっております

 

先日のBLOGでも記載した通り

https://wp.me/p6NMPa-1Vm

「新型コロナウイルスの発生に伴い
中国の旧正月の延期が発表されました。
旧正月の延期に伴い、さらに縫製工場も
休みを延長するところも出てきました。

中国の船便などに荷物に遅れも生じる
連絡も入っております。

旧正月があけても従業員を出勤させては
いけないという指示を工場は
政府から受けているそうです。」

 

この様な状況が発生してきております。

 

この影響は何も中国生産の話だけではなく
「世界の工場」と呼ばれる中国だけあり
製造業にとっては色々な面で
影響が出てきます

 

例えば洋服つくりでいうと、
日本製や韓国製の生地や付属品の原料は
中国製であるため、その供給が遅れると
もちろん生地や付属品の生産の遅れがでます。

武漢ではいまでも生地などの産地があり
少なからず影響がでている日本の企業も
あります。

 

縫製に関しても
もともと日本や韓国の縫製工場さんに
依頼しているから安心と思いきや
今まで中国で商品つくりをしていた会社が
一気に韓国や日本の工場に依頼を振りかえて
くるなど、予定していた納期がずれ込む
可能性も出てきます

 

納期には余裕を持っての商品計画をする
必要がありそうです

 

本日はリアルな現場の声として

韓国の縫製工場さん

日本の縫製工場さんに

現在の状況を聞いてみました

（2020年2月6日現在）

 

韓国工場さんから

「新種ウイルスの影響で一時的に、
街から観光客が少なくなっています。
いままで観光客でにぎわっていた
小売店さんもお客さんが急激に少なくなり
影響を感じざるを得ない状況ですね」

日本と同じ状況ですね。

商品作りに関して

影響をうけるのは
観光地だけではありません。

 

少しの期間だと思いますが、中国生産は
スケジュールが見えない状況です。

 

中国での企画進行の先がみえず
仕事が進まなくなってしまったため

韓国にも生産国として
中国の代わりに仕事の依頼が徐々に
増えてきているようです。

日本の工場にも中国で生産予定だった
3月納期予定の依頼が舞い込んできたりと
一時的な動きがでてきているようです。

 

仮に中国の工場が一か月間稼働しなければ
年間で約10％の生産が落ちてしまうことに
なります。中国の生産力なので、大きな
影響を受けるのは間違いないでしょう。

ただ、一時的に供給が少なくなってしまう
事態にはなりますが、通常通りに戻れば
すぐに解消もされるかとも思います。

 

余談ではありますが

日本にいる中国人のお客様から
聞いた話ですが、
中国にいるご家族から
マスクを送ってほしいと頼まれ、
送ろうと思った矢先に日本でも
急にマスクがなくなってしまい
困ったと嘆いておりました。

モノ不足は一時的なもので
少し時間がたてば
解消される問題だと思います

 

～　DESIGNLAB.で出来ること　～

 

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