オリジナル商品作りアパレルOEM中の人の裏話。ここだけのはなし最近の海外縫製工場さんのレベルが…

小ロット生産可能な海外工場のレベルが
急に落ちてきている感じがします。

アパレルOEM中の人が最近感じていること
正直にお話ししてしまいます。

オリジナルブランドの商品作りで
小ロットで進行できる国内、海外の
工場さんが多くなってきています。

ブランドを初めたばかりの方
はじめての商品作りをされる方
にとっては良いことかと思います。

ただその一方で

小ロットの生産可能な海外工場さんの
レベルがここ最近（１～２年特に韓国）
急に落ちてきている感じがします。

こんにちはDESIGNLAB.
（デザインラボ）です

DESIGNLAB.はアパレル企業様への
OEM生産やODM,ディレクション、

これからアパレルで新事業を行う
企業様や個人事業主様のブランド作りや
商品づくりのサポートを行っております。

小ロットの生産可能な工場さんの
レベルが
急に落ちてきているその原因

それは

専門知識が無い一般の方と
工場さんとの直接のやり取りが
増えていることが
大きな一因となってきています。

SNSのDMで海外の工場さんが
いままで小ロットで日本向けで
製品生産をしてきたことを活かし
個人で商品販売を行う方へ
直接アプローチをする。

特に韓国は卸メーカーさんも
小ロットで製品を作ることができる
工場の背景があるので
例えば最近流行りの
「韓国子供服」や「韓国犬服」卸の
製品仕入れをされている方が別注などから
オリジナル商品作成を進めていったり、
そのつながりから小規模の振興ブランドの
商品作りを行うことも増えているようです。

彼らは日本語ができるので
コミュニケーションには
問題が無いと言います。

見本や写真があれば、
簡単に商品を作れると言ってきます。

日本の会社の商品を作っていたから
品質は問題ないと言います。

もちろん実際に日本向け製品を
作っていたことはあると思うし

言っていることに
間違いはいないのですが、

が！

そこには

日本側から指示を出す
メーカーやブランドさんの
コントロールがあって

日本のアパレル企業さんの希望通りの
商品が納品されている

という
工場さんとブランドさんとの間にある
見えない努力が存在します。

工場さんは取引をする会社によって
品質が上がったり下がったりします。

特にアパレルの商品作りは
人が多くかかわるので
管理をすることを行わないと、
粗野な製品ができ上がりがちになります。

最近
小ロットの生産可能な工場のレベルが
急に落ちてきている一因として

専門知識がない方が
直接工場さんに
製品つくりを依頼することで

明確な指示やルールを伝えずに
製品のあがりに不備があっても
それを気づかずに
工場のルールのもとに
製品つくりを進行していくことになり

製品が出来上がったときに、
トラブルなどが発生する。

トラブルが発生しなくとも
なんだかあがりが安っぽい。。。
ということが起きています。

サイズの誤差や、生地の色ぶれ、
縫製の粗さなどは気にせず、
（気にせずというよりは現地基準で）
商品を作りあげられても

専門知識がない方は
そもそもそのことに気づかずに
納品完了してしまう。

通常の日本企業との取引だと
細かく言われることも
専門知識のない方が相手だと

なんとなく
でき上がってきたサンプルで
量産をすすめてくれて、
商品も指示とはじつは違うけど
近い形ででき上がってきているので
OKを出してくれて、
もしトラブルがあっても、
的確な対応方法を知らないので
特に何も言ってこない。

工場さんはそこでなにも言われなければ
問題のないこととして認識します。

とくに工場へ注意やクレームも入れず
製品を受け入れ支払いをしてくれる。

工場さん側も
「ああこれでいいんだ
製品への文句も注文も少ないし
なんて楽なお客さんなんだ～♪」

工場さんからしたら、
完全に自分たちのペースで
進めることができるので
非常に簡単な仕事になります。

別に工場さんが悪い
というわけではありません。

海外での直工場さんとの
製品つくりというのは

そういうものなのです。

工場が独自で品質をきめ
進めやすいルールで進んでいます。

細かな確認がないので

スピード感はあるかもしれません。

プライスも魅力的かと思います。

ここ数年
小ロットで製品を作る海外工場さんが
専門知識のない方と取引を
するところが増えてきてから

依頼者側のルールではなく
工場さんのルールで
製品を作ることが
増えてきたためか

小ロットの生産可能な工場のレベルが
かなり落ちて来ている気がします。

当たり前だった品質の向上を
怠る、
省略しようとする、
対応できないという、
分からないという、

一周まわって２０年位前のような
まだ日本国内の製品が
日本製であふれていたころから
徐々に海外生産が増えてきて
海外でのもの作りが
増えはじめたころのような、
製品つくりのルール化が
されていないスタンスの
工場さんが増えているような
感覚があります。

ポジショントークではなく
DESIGNLAB.中の人
個人的な考えとしても、

もし、
専門知識が無い状態で
しっかりした製品つくりして
ブランドや商品販売を
行っていこうとお考えでしたら

直海外工場さんではなく、

さっと日本のメーカーに
製品量産は任せた方がいいです。

間に専門知識を持って管理してくれる
仲介者を置くべきです。

日本の企業ブランドさんでさえ
工場さんとの間に
商社やメーカーを挟み
商品作りを行うことが
一般的なのに
どうしても初心者の方が
直工場さんと商品作りをして
うまくいくわけがないんです。

数か月着て捨てる服ではなく
来年も再来年も使える
製品つくりを目指すなら
なおのこと。

小ロットで低い品質で
製品つくりをする工場さんが
作ることが多い品目が
子供服や犬服であることが
多いと思いませんか？

どちらも
半年以上着ないことが
多いような製品ですね。

DESIGNLAB.はもちろん
小ロットでの生産は出来ますし
小ロットでの生産を
受け付けてはおりますが

DESIGNLAB.のサービスを始めて
７年目も経ち、生産背景の状況も
日々変わってきています。

製品のクオリティーを上げるなら
現状は
ある程度まとまった数量の発注で
しっかりとした対応力のある
工場さんで商品作りを進めていく
必要があるかと思います。

その選択は
お客様にお任せしておりますが。

海外工場さんの製品つくりの
クオリティーが下がるから
専門知識が無い一般の方と
工場さんとの直接のやり取り

やめてほしい！！！

…とは全然おもいませんが🍵

（互いのメリットも合致していると思うので）

こういった現実があるということは
一応プロの立場から
はっきりとお伝えしたいなと思います。

安く作られている製品と同じような
仕上がりで満足していませんか？

小ロットでも
取引している工場の状況をよく知って
指示の方法によって
品質を上げていくことは多少はできます。

そして大前提として
DESIGNLAB.は
しっかりと日本企業の品質基準に
合わせ対応してくれる工場さんと
出会うその方法を知っており、
そういった工場さんと
取引をしております。

気付いている方は
もうすでに気づいています

「自分で直接海外工場さんと
取引をしようとしたけども
もう無理だなと思いました。
多少高くなってもいいので
DESIGNLAB.さんで作ります。」

とご相談いただき
リピートでのご依頼をいただく
という案件が少なくありません。

しっかりとした体制で
商品作りをしようとされる方の
選択です。

DESIGNLAB.は国内でアパレルの
OEMメーカーです
企画提案から生産管理も行い、
お客様のかわりそれぞれのブランドの
意向にそった商品作りを
お手伝いしております。

国内、海外生産の生産管理、
営業をしてきたスタッフがおりますので、
海外、国内問わず安心した商品作りを
お求めでしたらぜひお問合せくだいませ

相談にのります！

「そもそも
　まず何から始めていいかわからない…」

という方は単発のご相談も
受け付けております。

製品量産２０年以上の経験を積んだうえで

さらに

個人法人問わず専門知識がない方への
オリジナル商品量産サービス運営８年超え。
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お答えしますので是非お気軽にご相談下さい！
（商品作りへの営業は一切いたしません）

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