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クラウドファンディングでのオリジナル商品作りってどうなの?アパレルブランドとクラウドファンディングの相性を考える

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こんにちはDESIGNLAB.(デザインラボ)です
DESIGNLAB.はアパレル企業様への
OEM生産やODM,
ディレクション、
これからアパレルで新事業を行う
企業様や個人事業主様の
ブランド作りや
商品づくりのサポートを行っております。

 

DESIGNLAB.サービス当初から度々
「ブランドを立ち上げるにあたり
まずは商品をクラファンで売る予定なので
とりあえずサンプルを作ってほしいです
というお問い合わせを度々いただきます

 

オリジナルブランドの商品づくりを
実際に商品の量産を行う前に
企画に共感してくれる仲間を集める為

クラウドファンディングで企画を立ち上げ
資金が集まってから商品を作る。
という商品生産の方法になるわけですが

 

とてもエコな方法で
そして資金の有無を問わずに
やってみたいことに誰でもが挑戦できて
非常にすべらしい仕組みであると思います✨

 

クラウドファンディングで実際に
反応がよさそうなものは

・革命的なサービス
・困りごと解決企画
・発明に近いような製品
・イラストレーターさんの
キャラクター商品の製品化

・社会性があり関わりたいと思わせるもの
・応援したいと思わせるものなど

共感することができて
思わずつぶやきたくなる
誰かに教えたくなるような商品が
クラウドファンディングで
共感をさらにあつめ、瞬間的に売れる。

 

瞬間的に。

この瞬発的という部分が少しネックになるところで、

瞬間的に売り上げを作る販売の方法は
安定的にビジネスとして長く続けていきたい
と考えているアパレルブランドさんには
あまり向いていないのではないかと考えます

 

もちろんクラウドファンディングで
たくさんの企画を出し、売り上げをあげた
アパレルブランドさんはあります。

クラウドファンディングの企画の内容を
読んでいると
試したくなるような製品が
たくさんあります。

 

しかしクラウドファンディングだけで話題になり
事業として売り上げを維持するような企画を
出し続けるのは、多くのしかけが必要であり
一筋縄ではいかない
ことが予想されます。

 

「そうであるならば、瞬発的でもよいから
1回だけでも挑戦してみたいな」
という考え方もできるかと思います。

 

アパレル製品はプラ製品や金属製品とくらべ
型代も安価で、量産も少量で作れる製品です。

様々な製品づくりの中で
比較的に挑戦しやすい分野ではあります

ですが

じゃあ気軽に始めよう!

というのは生産背景側の立場からすると
少し待ったをかけたいなと思います。

 

「商品をクラファンで売る予定なのですが
何枚売れるかはまだわからないので
まずはサンプルを作ってほしいです」

というご依頼の声
そのお気持ちは非常~~~に
よくわかりますが

 

サンプルは何のために作るのか?

 

それは希望通りの
量産製品を作るためです

 

縫製工場さんがサンプルを作ってくれるのも
量産進行をするために作るのです。

サンプル1枚を作るのにも
たくさん人の
たくさんの労力や時間を使っています。

 

お金だけの問題ではなく
サンプル作成にかかわる生産背景の人たちは
お客様に納得してもらいたい
お客様に喜んでもらいたい
その気持ちをもって仕事をしています

 

そしてその結果として
量産オーダーを受け取っています

この生産背景の事実が伝わらずして
生産背景の関係者不在の場で

「何枚売れるかわからない、
資金もあまりない、
じゃあサンプルだけ作って
クラウドファンディングで試してみよう!」

というお話だけがあまりにも
先行してしまっている気がします😢

 

もちろん
すでに量産への最低ロット数はクリアできて
クラウドファインディングした結果を見て
予定よりもっと売れたので生産枚数を増やしたい
というような前提でのサンプル作成は
問題なくお受けできますので
お気軽にご相談ください

 

 

「そんなこと言ったら
サンプル作れなかったら何もできないし
何も始まらないじゃない!(# ゚Д゚)」

というふうに
お考えの方もいらっしゃるかと思います

 

そのような方への提案として

 

サンプルであれば
製品の量産をサービスとしている会社ではなく

✓1枚から作ってくれる工場さん
✓サンプルだけを作っているサンプル作成会社さん
✓デジタル(CLOなど)でデータ作成依頼をする
✓はたまた知人にハンドメイドをお願いする

等々の他の方法もあるので
こういった方法でクラウドファンディングを
されてみてはいかがでしょうか?

 

 

そして、

もしアパレルブランドを立ち上げたくて
商品つくりへのネックが
量産数量という部分で
そこをクリアするために
クラウドファンディングを
利用しようとお考えであれば

 

商品つくりの前に必要なのは

簡単でもよいのでマーケティングの勉強や
先にファンづくりなのではないかと思います

 

売れるかわからないから
→クラウドファインディング
という方法よりも

 

今、何が世間では求められているのか?

逆に自分がつくりたい製品は
どう調整したら世間から求められるのか?

を探ってみたり

宣伝広告の大きな予算がなくとも
今はどう考えてもSNS発信などが
有効な宣伝広告方法なので
まずは発信を頑張ってみたり

 

大きな企業でバンバン宣伝広告出来る
予算や販路がある状態でない限りは
先にファンづくりが必須かと思います。

 

むしろ大きな企業のブランドさんだって
販売スタッフさんのインフルエンサー化に
必死な昨今ですよね(;’∀’)

ホームページやSNSで企画内容を展開し
煮えてきた状態になっているものを
ようやく世に出して共感を呼ぶ

 

強い共感を得られる企画であれば
いきなりクラファンをスタートするより
まずはテストやアンケートなどから始めて
確信をもってからクラウドファンディングに
トライしてみるのがブランドとしては
世の中に伝わるイメージへのダメージが
少ないのではないか、
そうして段階を踏んで進んだほうが
より多くの資金を集めることが
できるのではと思います。

 

せっかくの良い企画も進め方によっては
世に出ないまま終了になってしまうので
もったいないことにならないように
順番をすすめてほしいです。

 

そしてもし
アパレルブランドでクラファンを行うなら
すでにいるファンと
商品を作り上げるような企画なら

資金を集めて進めやすいかと思います。

その中でも特にクラウドファンディングの
仕組みを活かすならば、

そのブランドの商品にあう
機能性が充実したバッグや
そのほか身の回りの商品のような
ライフスタイルにかかわる商品などで
いままでは生産ミニマム(最小ロット)
の都合上作れなかったもので

生産ミニマムをクリアする受注を集めるために
ファンを巻き込んでクラウドファンディングを
利用するとなどはおすすめです。

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