50着の小ロット制服が断られる本当の理由。小ロットでも生産ラインを勝ち取る人の共通点

アパレルOEMを
小ロット50枚から

見積もり依頼を送って、
1週間待たされた挙句に届く
「対応不可」の定型文。
あるいは、返信すら来ない。

「50着という数が少なすぎたのか?」
「もっと大手じゃないと
 相手にされないのか?」

そう落ち込む必要はありません。 

ただし、
現実はもう少しシビアです。

 

こんにちは、
DESIGNLAB.(デザインラボ)です。

私たちは、
アパレルのOEM生産やODM、
生産ディレクションを含む
オリジナル商品作りの
トータルサポートのほか

韓国生地の仕入れ代行を行う
韓国生地しいれぺんぎんでりばり~
を運営しています。

アパレルOEMの現場から見てきた
オリジナル商品作りの情報を
デザイナーや新興ブランドの皆さんに
向けてお届けします。


実は工場側の担当者は、
あなたのメールを開いて
最初の3分で判断しています。

「検討した結果、無理」ではありません。
「検討するテーブルに乗せるまでもない」
と、門前払いされているのです。

目次

今日は感情論ではなく、
工場側の冷徹なロジックをお話しします。

制服メーカーが3分で見る
「3つのチェックポイント」

工場が恐れているのは
「手間」ではありません。

利益に見合わない
リスクです。

メールを開いた瞬間、
以下の3点がスキャンされています。

数量(最低ロット)
→ ラインを組むコストを回収できるか

継続性
→ 今回限りか、来年のリピートがあるか

仕様の固定度
→「これから考えたい」が含まれていないか

工場にとって
50着は「赤字」ではありません。
 
ただし、
50着でも1000着でも準備は同じです。

  • 型紙作成
  • 資材手配
  • ライン確保

その労力に対して
「単発・仕様未確定」が重なると、
工場側は

トラブルの予感しかしないのです。

「50着だから断られた」
は、実は半分ウソ

しかし、
ここで一つ真実をお伝えします。
 
同じ50着でも、

通る案件と
即落ちする案件
があります。

違いは数量ではありません。

進め方です。

落ちる50着には、
明確な共通点があります。

  • 仕様が言語化されていない
    (「おしゃれな感じで」など)
  • 決裁者が見えない
    (「一旦持ち帰ります」が続く)
  • 納期だけは先に決まっている
  • 「できたらでいい」が混ざっている

工場は「賭け」をしません。

仕様が固まらない
可能性がある案件のために、
貴重なラインを空けることは
できないのです。

※実は最初の30秒で分かります

 
正直に言います。
メール以前に、電話を取って
最初の30秒で分かるケースがあります。

  • この案件は進む
  • これは止まる
  • これは誰かの代打(情報収集)だな

これは経験則ではなく、
構造的な違いです。

以下に一つでも当てはまる場合、
その案件はほぼ前に進みません。

  • 誰かに頼まれて代わりに電話している
  • 枚数や用途を言わずに
    まず「いくらですか?」と聞く
  • 作る前提ではなく情報収集のトーン
  • メモを読んでいるような話し方
  • 決定権者の気配がない

これは失礼だからNGなのではありません。

「作る覚悟」が
伝わらないのです。

なぜ「値段を最初に聞く」と、
話が止まるのか

値段は、もちろん重要です。
ただし、
ものづくりの現場には順番があります。

仕様 → 目的 → 条件 → 制約
→ その上で価格

この順番で話せる人は、
工場側から「作る人」として扱われます。

これが逆になり、
最初に価格を聞かれるとどうなるか。

  • 最低限の回答
    (リスクヘッジした高めの概算)
    しか出ない
  • 「より良くする提案」が消える
  • 深く踏み込まれなくなる

結果として、

  • 普通のもの
  • 面白くない制服
  • 通らない見積

が出来上がるのです。

これは制服だけの話ではありません。
洋服、内装、家具、看板、Web、映像。
人が考え、判断し、責任を持って作る仕事
すべてに共通する暗黙のルールです。

進む依頼に共通する
「決定者の話し方」

逆に、枚数が50着でも
話が前に進む人には特徴があります。
電話の時点で、
もう「作ること」しか考えていないのです。

  • 決定できる人間の話し方をしている
  • なんとか自分の考えを伝えようとする
    パッションがある
  • 電話後に、できる限りの資料を
    すぐに送ってくれる

こういう姿勢が見えると、
工場側はこうなります。

  • 多少条件が厳しくても、
    何とかしたくなる
  • 他案件と比較してでも、
    優先度を上げようとする

これが、小ロットでも
生産ラインを勝ち取る人の共通点です。

私たちは、
以下のようなご依頼には
対応していません。

  • とりあえず価格だけ知りたい
  • 社内で検討するための
    参考見積がほしい

理由はシンプルです。
それでは、
ものづくりは始まらないからです。

アパレルOEM 特殊制服案件 ユニフォーム制作

一方で、

  • もう作る前提で動いている
  • 条件の厳しさも理解している
  • 50着でも作る「意味」がある
    と説明できる

そういう方の案件は、
数量に関係なく、
真剣に向き合います。

ご相談について

もしあなたが、

  • 他社で断られた理由に心当たりがある
  • どう伝えれば進むのかを整理したい

のであれば、
いきなり見積もり依頼ではなく、
まず状況を共有してください。

こちらからは、

  • 進めるべきか
  • 条件を変えれば成立するか
  • 今はやめた方がいいか

を、プロとして正直にお伝えします。

「できないものを、できると言う」
ことはしません。
 
その代わり、
できる可能性があるなら、
逃げずに向き合います。

※相談したからといって、
必ず制作を進める必要はありません。


▶︎ 制服・業務用ウェアOEM相談はこちら
(DESIGNLAB. http://gpen.jp/reserve/

(※数量・用途・納期が未定でも構いません)

最終更新日:2026年1月

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