注意！春物ファッションの追加は慎重に。

春ものファッション立ち上がりの
売れ筋に要注意

こんにちはDESIGNLAB.です

アパレル企業様へのOEM生産や
大量生産、ODM、ディレクションをはじめ
アパレルの新事業を行う企業様や
個人事業主様のブランド作りや小ロットの
商品作りのサポートを行っております。

春先になると新しい案件が入ってきたり
以前、ご利用いただいたお客様から
またご依頼が増えたり、お取引をする中でも
新しく始まる春を感じる今日この頃です。

今回のテーマ

春物ファッションの追加は慎重に！

え？どういうこと!!
と思われる方も多いかと思います。

春ものファッションの
立ちあがり時期の売れ筋は
本当に売れ続ける商品か
見定める必要があります

春の立ち上がりに出た売れ筋をせっかく
追加生産したにもかかわらず
追加生産分が入荷しても
まったく売れないまま終了（泣）
なんていうことが起こりやすい時期です。

というのは

春の立ち上がりの時期は、目新しい
カジュアル系ファッションの商品が多く
デザインものの商品が増えたり
新しいコーディネートを求めている
お客様も多い季節です。
お店にとっても新しいデザインを
試すにはもってこいの時期です。

一方で、2月と3月では
お買い物をする客層が変わったり
他店でも新しい商品が出そろってきたため
当初は自店のみが展開していた売れ筋商品も
あちらこちらのお店でも展開されはじめ
購入先が分散するなどで
売れる商品が変わりがちな季節でもあります。

そして春から初夏、夏という時期は
アウターを脱いでいく時期だったり、
3月から4月の年度替わりの需要だったりと
またしても購買層がかわり、
3月中旬からは目新しいデザインの商品より
ベーシックな商品を求めるお客様が
増えたりします。
目立つコーディネートも変わってくる時期
なので売れ筋が続きにくいといわれています。

また生産する側が繁忙期にはいっていて
工場がすぐに追加の商品に対応できず
売れ筋が切れてしまい販売のタイミングを
逃してしまうのも一つの要因です。

そのような理由で春物の立ち上がりに
新しく売れ筋になった商品の追加は
慎重におこなうことをおすすめします。

実際にDESIGNLAB.スタッフも
アパレル企業様に向けのOEMやODM業務で
デザイン提案や商品生産をしていた際に
春の立ち上がりの売れ筋商品を
追加生産で納品するころに売れ行きの動きが
悪くなってしまう商品を見てきました。

おせっかいなことだったかもしれませんが
あまりにもデザインが特徴的な商品の際は
OEM側としては発注が少なくなるのを覚悟で
納品のタイミングにもよりますので
いつもということではないですが
2月の売れ筋の商品は追加しないように
提案したこともあるくらいです。

全体の傾向は
2月の売れ筋は単発で終わり気味ですが
3月の売れ筋は長く続く傾向にあります。

アパレル企業さんのOEMやODMを
行っていると、春物の立ち上がり時期に
よく耳にする話ではありますが
オリジナル商品作りや
仕入れの参考になればと思います。

今はオンラインショップなどから
購入データもとりやすくなっているので
自分のお店のターゲット層を考えながら
情報をとりながら
売れ続けるオリジナル商品作りや
仕入をすすめていきましょう！