アパレル業界でいまバブルが発生中!?

現物(げんぶつ)在庫バブルが
アパレルメーカーさんで発生中です。

 

中国の旧正月以降
新型コロナウイルスの発生によって
中国工場の稼働がストップしており
予定が見えない状況が続いております。
(2020年2月17日時点の状況です)

一部縫製工場や生地メーカーでは
営業認可が下り、
仕事を進めているところも
出てきてはいますが
多くの縫製工場はいまだ待機の状況です。

この状況で
世の中の製造と販売に関わっている方には
起きている問題かと思いますが
特にアパレルはほかの業界に比べ
海外の生産に依存しているところが
非常に高く
多くの企業さんは危機感を
持って接している状況です。

 

日本国内の小売店さん、とくに
価格帯を抑えているお店ですが

状況に焦りを感じて、国内で
製品の在庫を持っている
アパレル卸のメーカーをまわって
商品を集めている
という話を耳にしています。

 

アパレルメーカーさんでは
これから販売していくために
作りこんでいた在庫の商品や
毎年生産している定番の商品はもちろん
去年残してしまった商品までかなりの勢いで
在庫が動いているようです。

今までにないくらいの勢いで
在庫が売れていく状況で
一時的なものではありますが、
「現物バブル」とか「在庫バブル」などと
騒いでおります。

しかし、在庫が売れて浮かれている
わけではありません。

アパレルメーカーさんが今後のために
中国で生産している商品の
状況が読めないため、
現状手元にある在庫が売れていくことを
素直に喜べないという状況です。

 

余談ですが

こんなバブルで
一時的に在庫が一掃されそうな雰囲気の
アパレル業界に関してこんな数字があります

2018年の日本のアパレル

供給量は年間28.9億枚に対して
販売されている数量は13.6億枚

半分以下です!

つまり約14億枚の在庫が日本には
供給過多となっています。

これだけの量が日本には在庫があるので、
少しの間供給が少なくなったとしても
一般消費者にはあまり影響がないでしょう。

 

この状況下では小規模運営では
少しでも無駄をなくして売れる数量を
生産していければ、ロスもなく継続して
運営がしやすいと考えます。

 

デザインラボにも影響が…

在庫バブルの流れかと思いますが
韓国仕入れの件での韓国の製品買い付けの
ルートを作っておきたいというお客様の
問い合わせが現在非常に増えております。

専門知識や経験豊富なスタッフがしっかりと
担当させていただきます。

故に、対応可能な件数も限られますので
お考えの方はどうぞお早目に
ご相談くださいませ。

~ DESIGNLAB.で出来ること ~

 

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