悩む…販売価格の決め方

お客様から商品の販売価格についての
ご相談をいただくことがあります。

 

販売価格の決め方は特にルールはないので
単純に商品のコストから販売価格の値段を
決めてしまうことは自然な流れです。

商品を作るコストは、原材料の値段、
生産国、生産にかかる納期、数量によって
同じデザインの商品でも前後いたします。

 

デザインラボでは小ロットのお客様の
商品作りのお手伝いを行っておりますが
残念なことに、
商品作りをご希望のお客様の多くは
お見積りの時点で商品作りにすすむことが
できない方が多いのも事実です。

 

お見積りをご連絡する前にお客様からは
「値段は高くなってしまってもよい」
といわれるのですが、
極小ロットの場合はそのお値段がお客様の
想定以上になってしまうことが多いです。

 

少量ではなかなか安い商品はつくれません。

 

お客様のために資料集めを行い、
ご依頼のデザインをもとに毎度1から
指示書や型紙(パターン)を作成します。
生地や付属などの原材料を用意して、
生地を裁断して縫製、製品化します。
仕上げをして商品として
納品先までお届けする。

ここまでの流れは同じデザインの商品
1枚をつくるのも1000枚をつくるのも
ほとんど同じです。

少量での生産の場合は、できあがるまでに
製品自体にかかる原材料や加工賃以外の
諸経費が多くの値段がかかってしまいます。

商品1枚に対しての人の手がかかる
時間が多くまた生産できる工場も限定され、
価格に競争が生まれないため、
どうしてもお値段は安くはできません。

数量を増やす、生地の値段を下げるほかに
安定的に同じ工場と取引を続けることも
コストの安定化にとって大切になります。
定期的にオーダーしていくことは大切です。

 

お値段はビジネスをするうえでは
重要な要素ですので、
当サービスでの見積もりが合わずに
進行をあきらめることは仕方ないですが

せっかく1からご自身でブランドを
始めるのであれば、
商品を安く作ること
にフォーカスするだけでなく、
高くても売れるよう
商品の価値を高める
ためのブランディングを前もって
行っておくことを強くおすすめします。

しっかり自分のブランドの価値を考え、
つねに安定した価値の発信していけるような
ぶれないイメージを持つことが重要です。

もちろん販売価格を高く設定すれば
いいというわけではなく
あなたがつけた販売価格を
吟味することも大事です。

 

初めてオリジナル商品を販売するときは
一体いくらで商品を販売すれば売れるのか
ご自身で自分のブランドやお店の
価値や位置づけを行い
ターゲットをイメージして
設定することが大事です。

 

たとえば

いままで製品を買い付けてセレクトショップ
を行ってきた人の場合、オリジナル商品も
同じくらいの価格帯での販売ができたほうが
既存客へおすすめしやすいと思います。

たとえば

SNSでのフォロワー数が多い方の場合
コーディネートアプリでの実績などをもとに
普段ご自身が投稿している他社製品の値段
などを元に、フォロワーさんにおススメして
無理なく購入してもらえる販売価格に
できるように商品の手配をおすすめします。

 

あなたが得意とする価格帯から
想定以上に安い値段や、高い値段をつけると
あなたの強みを生かせない場合があります。

しっかりブランディングを練り
ご自身のブランドの価値を認識して
価格の設定をすることが大事です。

~ DESIGNLAB.で出来ること ~

 

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