サンプル作成って
必要ですか?
とご質問いただくことがあります

商品づくりで最も大切なのは、
「イメージ通りの仕上がりになるか」です。
その確認をせずに量産してしまうと、
サイズ違い・色のズレ・縫製ミスなどが
大量に発生し、
大きな損失につながります。
だからこそOEMでは、
本生産の前にサンプル(試作)を作り、
細部までチェックする工程が必須なのです。
こんにちは、
DESIGNLAB.(デザインラボ)です。

私たちは、
アパレルのOEM生産やODM、
生産ディレクションを含む
オリジナル商品作りの
トータルサポートのほか
韓国生地の仕入れ代行を行う
韓国生地しいれぺんぎんでりばり~
を運営しています。
アパレルOEMの現場から見てきた
オリジナル商品作りの情報を
デザイナーや新興ブランドの皆さんに
向けてお届けします。
1. なぜサンプル確認が重要なのか
OEM生産では、
サンプルのOK=量産スタート
という意味です。
つまりサンプル段階で見逃したポイントは、
そのまま100枚・500枚・1000枚
の不具合になります。
返品・修正・ブランド信頼の低下を防ぐためにも、
“確認不足のままGOを出さない”
ことが最大のリスク管理です。
2. OEMサンプル確認でよくある失敗
📌 失敗①:仕様が違ったまま量産してしまった
原因
- 依頼する際の希望内容の記載が曖昧
- あいまいな文章だけで伝え、細部の確認がされていなかった
- 量産後に「イメージと違う」となり、修正費用・追加納期が発生
- 工場側も修正に応じづらく、関係性が悪くなることも
📌 失敗②:サイズ感が想定とちがう
原因
- 軽い寸法確認のみで、実際に試着をしていない
- 最終修正で生地変更をして確認なしで進めてしまった
- 「肩がきつい」「丈が短い」などクレーム
- 全サイズつくり直し → 在庫・損失につながる
📌 失敗③:色味・生地感がイメージと違う
原因
- 室内照明だけで色確認をしてしまった
- 染色ロットによる色ブレを想定していなかった
- 撮影で色が再現できない
- 初回生産と追加生産で色が変わる
→ 同じ商品として並べられない
📌 失敗④:「まあいいか」でサンプルOKを出してしまう
原因
- 納期を優先して妥協してしまう
- 工場への遠慮で細かく言えない
- 量産後に「やっぱり直せばよかった」と後悔
- 返品・値下げ・在庫リスクが増える
📌 失敗⑤:タグ・ネーム・ボタン位置などの細部を見落とす
原因
- サンプルの全体ばかり見て、細部を確認していない
- 洗濯タグの内容・ブランドネームの位置をチェックしていない
- 量産後に変更したくてもできない
- タグ縫い直しなど追加工賃が発生
📌 失敗⑥:修正内容の伝え方があいまい
原因
- 「ここ、もう少し改善してください」など曖昧な指示
- 写真・寸法・具体的数値を出さずに依頼してしまう
- 工場側の解釈で修正され、再修正が必要に
- サンプル修正が何度も続き、時間も費用もかかる
一度GOを出した後では
「やっぱり直したい」は
基本的にできません。
3. 量産前サンプルでチェックするべき6つの項目
① デザイン・仕様が指示通りか?
- 希望内容と一致しているか
- ステッチ・ポケット位置・裏地など細かな仕様も確認
- イメージと違う部分があれば、遠慮せず指摘が必要
② サイズ・シルエット・着用感
- 寸法表通りかを採寸表で確認
- 実際に着てみて「サイズ感・肩幅・着丈・動きやすさ」をチェック
- ターゲット層の体型に合った着用テストが理想的
③ 生地・色・光の環境による見え方
生地の色は照明の種類によって見え方が変わります。
✅ 色確認のおすすめ環境
✔ 太陽光
✔ 蛍光灯
✔ 暖色ライト(店頭照明)
また、
同じ色でも量産時にロット差(色ブレ)
が出ることがあるため、
受注販売の際はエンドユーザーさんに
「多少の色差が発生する可能性」
の説明が大切です。
④ 縫製・糸処理・仕上げ
- 糸の始末が甘くないか
- 縫い目の幅・強度・表に響いていないか
- ファスナーの滑り、ボタンの縫い付け強度なども要チェック
⑤ 付属品・ネーム・品質表示タグ
見落としがちなポイントがここです。
✔ ブランドネームの位置・付け方
✔ 洗濯タグの表記内容・位置
✔ 素材混率・原産国・洗濯表示は法的ルールに従っているか
基本的には生産会社に任せるのが
おすすめですが、
希望の位置やつけ方が明確にある場合は
サンプル依頼の段階で
詳細を伝えるのがベター
⑥ 修正回数が多い場合の注意
サンプル修正が3回以上続くと、
☑ 納期が遅れる
☑ 工場側のモチベーションが下がる
☑ コストもかかる
――そのため、
仕様を決め切ってから依頼する
ことが鉄則です。
中でも
「工場側のモチベーションが下がる」
ことは明確に
生産への協力体制に関わります。
4. サンプル修正の伝え方とNG行動
✅ OKな伝え方
- 写真+文字で「どこを・どう直すか」具体的に伝える
- 赤入れPDF or 仕様書に修正指示を書き加える
- 「このまま量産したくない理由」を説明する
❌ NGな対応例
- 「とりあえずお任せで」
- 「もうちょっとだけ(ニュアンス)変えてください」
- その場の雰囲気で「大丈夫です」と言ってしまう
5. 「量産OK」と判断できる状態とは?
✔ 仕様・サイズ・色・縫製すべて問題なし
✔ 修正サンプルは修正内容が反映されている
✔ 追加の不安点を先に確認しておく
✔ 記録として残しておく(写真など)
これらが揃った状態で
初めて量産GOサインを出す
のがおすすめです。
6. まとめ:サンプル確認は“未来のクレームを防ぐ作業”
OEMの現場では、
サンプル確認が最も重要な作業です。
ここを曖昧にすると、
量産・返品・在庫トラブルの
原因になります。
✅ 今日からできる対策
✅ サンプル確認のチェックリストを作る
✅ 撮影・採寸・タグ位置など、記録を残す
✅ “とりあえずOK”をやめる
✅ 不安ならOEM会社・工場に相談する
DESIGNLAB.は
OEMサンプル段階からの
相談も受け付けています。
「この状態で量産に進めて大丈夫?」
「仕様書の作り方がわからない」
そんな相談でも大丈夫です。
DESIGNLAB.に是非
「こんなこと聞いていいのかな?」
と思うような小さな悩みでも、
お気軽にご相談ください。
現場を知っているからこそ、
リアルなアドバイスができます。
👉 小ロットやOEM会社選びのご相談はDESIGNLAB.まで
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アパレルのOEMメーカーです
企画提案から生産管理も行い、
お客様のかわりそれぞれのブランドの
意向にそった商品作りを
お手伝いしております。
国内、海外生産の生産管理、
営業をしてきたスタッフがおりますので、
海外、国内問わず安心した商品作りを
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