「インフルエンサーとして初めてオリジナルアパレルを作りたいけど、生地選びって何から始めればいいの?」 「フォロワーに喜ばれる高品質な商品を、コスパよく作る方法が知りたい!」

そんな悩みを抱えるインフルエンサーの皆さん、この記事を読めばアパレルOEMの生地選びマスターになれます。
こんにちは、
DESIGNLAB.(デザインラボ)です。

私たちは、
アパレルのOEM生産やODM、
生産ディレクションを含む
オリジナル商品作りの
トータルサポートのほか
韓国生地の仕入れ代行を行う
韓国生地しいれぺんぎんでりばり~
を運営しています。
実際に年間10,000件以上のOEM実績のプロであるDESIGNLAB.が、成功事例と失敗事例を交えながら、誰でも実践できる生地選びの全てを公開します。
なぜ生地選びがアパレルOEMの成否を決めるのか
インフルエンサーアパレルで最も重要な要素
「デザインさえ良ければ売れる」と思っていませんか?
実は、フォロワーが実際に商品を手に取った時の満足度を左右するのは、90%が生地の質感なんです。
どれだけ素敵なデザインでも、生地がペラペラだったり、着心地が悪かったりすると:
- SNSで「思ったより安っぽい」と拡散される
- リピート購入されない
- ブランドの信頼度が下がる
逆に、生地選びが成功すると:
- 「質感が最高!」とポジティブな口コミが広がる
- ファンからの信頼度アップ
- 高いリピート率で安定した売上
素材感に関するマイナス評価の傾向
ECサイトのレビュー分析によると、低評価(星3以下)のレビューのうち約7割が「商品開発」に関する内容で、その中には「素材感」「サイズ感」「品質」などが含まれています。特に「思っていたより素材が安っぽい」「写真と質感が違う」といった声が多く見受けられます。
【基本編】生地選びの5つのステップ
ステップ1:目的・用途を明確にする
まずは「5W1H」で商品を整理しましょう。
必須チェック項目
- 商品カテゴリー:Tシャツ、スウェット、シャツ、ワンピース、パンツなど
- 着用シーン:日常着、スポーツ、ビジネス、リゾート、子供服など
- 季節性:春夏向け or 秋冬向け
- ターゲット層:年齢、性別、価格帯など
実例:成功パターン
「夏に向けたレディースのリゾートワンピース」 → 通気性がよく軽いレーヨンやコットン素材が最適
ステップ2:デザインに合った素材を検討
生地選びで商品の印象は180度変わります。
重要な判断基準
- シルエット:ハリ感のある生地 vs 落ち感のある生地
- 柄や表面感:プリント向き vs 刺繍向き vs 織柄
- 伸縮性:フィット感重視ならストレッチ入り
ステップ3:サンプル・スワッチで必ず確認
絶対にやってはいけないこと:画像だけで生地を決める
必須確認項目
- 実際の色味や手触りの確認
- スワッチ(生地見本)請求
- 洗濯テスト・摩耗テストも行うと安心、安全度は上がります
DESIGNLAB.ではご依頼にあわせて、生地の資料をお送りいたします。
厚さや重さの違いがあるもの、やわらかさの違いのあるもの、伸縮性の違いのあるものなど見て、触れてお選びいただきます。
ステップ4:生地のロット・在庫確認
小ロットOEMでの落とし穴を避けましょう。
チェックポイント
- 生地の在庫があるか
- 最低ロット数
- 生地がオーダー毎に生産の場合の納期延長リスク
DESIGNLAB.よりお勧めの生地の選び方
日本国内の生地在庫は確認しやすいですが、中国や韓国の海外のマーケット素材は在庫確認はできても、発注時の状況で在庫状況が大きくかわっている場合があります。第二、第三の代替できる生地も選んでおくことが進行のスピードを上げる方法にもなります。
ステップ5:機能性・素材特性をチェック
消費者が求める付加価値をプラス。
人気の機能素材
- 吸水速乾、UVカット、抗菌、防臭、防シワ
- エコ素材(リサイクルポリエステルなど)
【実践編】季節別おすすめ生地一覧表
春夏シーズン(3月〜8月)おすすめ生地
アイテム | 1位おすすめ | 2位おすすめ | 3位おすすめ | 注意点 |
Tシャツ | 綿100% | 綿×ポリエステル | ポリエステル×レーヨン | 透け対策必須 |
ワンピース | レーヨン | リネン混 | 梨地ジョーゼット | ドレープ感重視 |
ブラウス | コットンローン | 梨地素材 | シルク風ポリエステル | シワになりにくさ |
パンツ | カットジョーゼット | T/R/PU | 吸水速乾ポリ | 透け・シワ対策 |
スカート | コットンボイル | レーヨン混 | 軽量ツイル | 静電気対策 |
秋冬シーズン(9月〜2月)推奨生地
アイテム | 1位推奨 | 2位推奨 | 3位推奨 | 注意点 |
スウェット | 裏毛(コットンリッチ) | ダンボールニット | 厚手スムース | 毛玉対策 |
ワンピース | ポンチ素材 | ニット素材 | 梳毛(そもう)素材 | 保温性とストレッチ |
コート | ウール混 | ポリエステルツイル | 中綿入り | 重量感とシルエット |
パンツ | 起毛T/R/PU | 綿PU厚地 | コーデュロイ | 毛玉・型崩れ対策 |
ニット | アクリル混 | ウール混 | カシミヤタッチ | 静電気・毛玉対処 |
通年対応万能生地TOP5
- T/C:ポリエステル×コットン
- ポンチ素材:ハリ感とストレッチの絶妙バランス
- 梨地素材:上品な質感で透けにくい
- ポリエステルレーヨン混:適度な艶感落ち感がある
【コスト管理】価格帯別生地選択指標
プレミアム価格帯(製品原価8,000円〜)
この価格帯では品質で勝負。少々コストをかけても満足度の高い素材を選択。
おすすめ生地・素材
- 天然繊維100%:コットン、リネン、ウール、シルク
- 高機能素材:吸水速乾、UVカット、抗菌加工付き
- 日本製生地:品質の安定性と信頼感
生地単価目安
- 1メートルあたり:1,200円〜3,000円
- 1枚あたりの生地原価:800円〜1,500円
成功事例
フォロワー30万人のライフスタイル系インフルエンサーA氏の場合:
- 商品:麻100%のワンピース
- 販売価格:18000円
- 生地コスト:3000円/枚
- 結果:初回100枚完売、リピート率85%
ミドル価格帯(2500円〜7000円)
コスパの良さが勝負の分かれ目。見た目の高級感と実用性のバランスが重要。
おすすめ生地・素材
- 混紡素材:T/C、ポリエステル×レーヨンなど
- 表面加工済み:ピーチ起毛、梨地加工など
- 韓国製生地:トレンド感と品質のバランス◎
生地単価目安
- 1メートルあたり:500円(海外素材)〜1,200円(国内生地)
成功事例
美容系インフルエンサーB氏(フォロワー15万人)の場合:
- 商品:梨地素材のシャーリングブラウス
- 販売価格:5900円
- 生地コスト:450円/枚
- 結果:SNSで「高見え」と話題、200枚完売
エントリー価格帯(〜2,999円)
量産効果とトレンド性で勝負。基本的な品質は確保しつつ、デザインで差別化。
推奨生地・素材
- ポリエステル系:軽量、シワになりにくい
- 中国製生地:コストパフォーマンス最優先
- 定番素材:大量生産でコストダウン
生地単価目安
- 1メートルあたり:200円〜400円(中国素材)
成功事例
ファッション系インフルエンサーC氏(フォロワー50万人)の場合:
- 商品:ポリエステル100%のオーバーサイズTシャツ
- 販売価格:1,980円
- 生地コスト:180円/枚
- 結果:プチプラアイテムとして大ヒット、1,000枚販売
【品質重視】洗濯・メンテナンス性完全比較
洗濯耐久性ランキング
Sランク(洗濯回数100回以上でも品質維持)
- ポリエステル100%
- 洗濯◎、乾燥◎、シワ◎
- デメリット:静電気、吸水性△
- T/C(ポリエステル/コットン)
- 洗濯◎、乾燥○、シワ○
- デメリット:毛玉やや発生
Aランク(洗濯回数50-100回程度)
- コットン100%(厚手)
- 洗濯○、乾燥△、シワ△
- デメリット:縮み、色落ち
- アクリル混ニット
- 洗濯○、乾燥○、シワ◎
- デメリット:毛玉発生
Bランク(洗濯回数30-50回程度)
- レーヨン混
- 洗濯△、乾燥△、シワ×
- デメリット:縮み、型崩れ
- ウール混
- 洗濯△、乾燥×、シワ○
- デメリット:縮み、虫食い
素材別メンテナンス完全ガイド
コットン系素材
メリット
- 肌触りが良い
- 吸水性抜群
- 静電気が起きにくい
デメリット
- 縮みやすい
- シワになりやすい
- 色落ちの可能性
メンテナンス方法
- 水温30度以下で洗濯
- 陰干し推奨
- アイロンは中温
ポリエステル系素材
メリット
- シワになりにくい
- 速乾性
- 耐久性抜群
デメリット
- 静電気
- 吸水性が低い
- 毛玉の可能性
メンテナンス方法
- ネット使用推奨
- 柔軟剤で静電気対策
- 低温アイロン
レーヨン・テンセル系素材
メリット
- シルクのような光沢
- ドレープ性
- 吸湿性
デメリット
- 水に弱い
- 縮みやすい
- 高級感ゆえの取扱注意
メンテナンス方法
- 手洗い推奨
- 平干し必須
- クリーニング推奨
洗濯表示の読み方完全版
インフルエンサーとして商品を販売する際、正しい洗濯表示は必須です。
基本記号5つ
消費者庁ホームページより確認できます
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161111_0001.pdf
- 洗濯の仕方:水温と洗い方
- 漂白の仕方:塩素系・酸素系漂白剤
- 乾燥の仕方タンブラー:乾燥・自然乾燥
- アイロンのかけかた:温度設定
- クリーニングの種類:ドライ・ウェット
DESIGNLAB.ではお客様の商品、素材にあわせて洗濯表示の内容を考えおつくりするアパレル製品には無料でお付けしております。
【トレンド】サステナブル素材完全ガイド
なぜ今サステナブル素材なのか
Z世代・ミレニアル世代の70%が環境配慮商品を選ぶ時代。インフルエンサーとして、サステナブル素材への理解は必須です。
注目のサステナブル素材TOP10
1位:リサイクルポリエステル
特徴
- ペットボトルから再生
- 通常ポリエステルと同等の機能性
- コストも従来比+10%程度
適用アイテム
- Tシャツ、パーカー、アウター
成功事例 海外セレブも愛用するサステナブルブランドとして話題になったインフルエンサーD氏。リサイクルポリエステル100%のパーカーで「環境にも優しいファッション」として大ヒット。
2位:オーガニックコットン
特徴
- 農薬不使用栽培のコットン
- 人にやさしい
- 従来コットンより+20-30%のコスト
適用アイテム
- Tシャツ、下着、ベビー服
3位:リヨセル(テンセル)
特徴
- 木材パルプから製造
- シルクのような質感
- 生分解性あり
適用アイテム
- ブラウス、ワンピース、パンツ
4位:麻
特徴
- 成長が早く環境負荷小
- 抗菌性
- 耐久性抜群
適用アイテム
- カジュアルウェア、エプロン
5位:リサイクルナイロン
特徴
- 漁網や廃棄物から再生
- 高い耐久性
- に最適
適用アイテム
- カジュアルウェア、スポーツウェア
サステナブル素材のコスト比較
素材 | 従来素材比コスト | 特徴 | おすすめ度 |
リサイクルポリエステル | +10% | 機能性◎ | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
オーガニックコットン | +25% | 肌触り◎ | ⭐⭐⭐⭐ |
レーヨン系 | +20% | 高級感◎ | ⭐⭐⭐⭐ |
麻 | +20% | 耐久性◎ | ⭐⭐⭐ |
リサイクルナイロン | +20% | 機能性◎ | ⭐⭐⭐ |
サステナブル素材選びのポイント
DO(やるべきこと)
- 認証マーク(GOTS、OCSなど)の確認
- サプライチェーンの透明性
- 顧客への環境配慮アピール
DON’T(やってはいけないこと)
- グリーンウォッシングに注意
- コストのみでの判断
- 品質を犠牲にした選択
【実例紹介】成功・失敗事例から学ぶ
🎉 成功事例1:韓国トレンド×小ロットで差別化
案件概要
- インフルエンサー:美容系(フォロワー5万人)
- 商品:韓国風シャーリングブラウス
- 初回ロット:50枚
成功の秘訣 通常の綿ブロードではなく、韓国で人気の「光沢感×落ち感」のシルク風ポリエステル素材を採用。手持ち感とドレープ性が抜群で、「高見えしたい」という要望に完璧にマッチ。
結果
- SNSで「生地の質感がとにかく好き」と拡散
- 初回ロット50枚が1週間で完売
- 追加発注300枚も1ヶ月で完売
- 顧客満足度94%
学べるポイント 小ロットでも対応可能な韓国生地を活用し、納期とコストも最適化。トレンド素材×OEMプロの提案力の組み合わせが成功の鍵。
🎉 成功事例2:子供服で「安心素材」アピール
案件概要
- インフルエンサー:ママ系(フォロワー8万人)
- 商品:キッズ向け裏毛スウェット
- 初回ロット:100枚
成功の秘訣 「肌ざわりと耐久性を両立したい」という要望に対し、綿100%の裏毛を提案。ポリエステル混の裏毛より単価は少し高めだが、洗濯テストに強く、毛羽立ちにくい特徴をアピール。
結果
- 「日本製生地使用」という信頼感が口コミで拡散
- ECでの再購入率85%
- 「安心して子供に着せられる」とレビューで高評価
学べるポイント ターゲット層(ママ)の最重要ニーズ「安心・安全」に素材選びで応えた結果、価格が高くても選ばれるブランドに成長。
❌ 失敗事例1:デザインと生地のミスマッチ
案件概要
- インフルエンサー:ファッション系(フォロワー12万人)
- 商品:春向けAラインワンピース
- 問題:重い生地を選択
失敗の原因 「Aラインの軽やかな春向けワンピース」を目指したが、安定性重視で厚手ポリエステルツイルを使用。実物は「重くてボリュームが出すぎ」「春夏に向かない」印象に。
対応と結果
- 生地を梨地ジョーゼットに変更
- 再サンプル制作(追加コスト約10万円)
- 納期30日間遅延
- 最終的には成功したが、初期の判断ミスで大幅なロス
学べるポイント デザインと生地の相性を事前にしっかり検討することの重要性。プロのアドバイスを聞かずに進めたことが最大の失敗要因。
❌ 失敗事例2:海外生地での納期トラブル
案件概要
- インフルエンサー:ライフスタイル系(フォロワー20万人)
- 商品:ポップアップショップ向け限定アイテム
- 問題:納期管理の甘さ
失敗の原因 コスト重視で中国の安価な生地を選択。生地の在庫確認が曖昧なまま進行し、現地の旧正月と重なって納期が大幅遅延。
結果
- ポップアップショップ開催時に間に合わず販売機会をロス
- 急遽、日本国内の在庫生地に切り替え
- 追加コスト約50万円
- ブランドの信頼度にも影響
学べるポイント 海外生地使用時は、納期と流通リスクを必ず確認することが重要。特に重要なイベントに合わせる場合は、リスクヘッジを考慮した計画が必須。
DESIGNLAB.ではアパレル企業とのOEM生産の取引経験を活かし、お客様のご依頼のスケジュールを事前にお伝えし量産スケジュールの管理、商品企画の際はご希望のデザインにあわせた生地のご提案を行います。
【プロ直伝】コスパ最強生地の見極め方
コスパの良い生地7つの特徴
✔️ 見た目以上に高級感がある
安価でも表面感やツヤ感が良い素材を選ぶ
✔️ 丈夫で長持ち
摩耗や洗濯に強く、返品やクレームを防ぐ
✔️ 縫製しやすい
生地が安定していて仕立て映えがする
✔️ 安定供給・在庫あり
毎回同じ品質で再生産しやすい
✔️ 納期が短い
在庫がある素材は納期が早くて量産に向いている
✔️ 多くのブランドで採用実績ある
汎用性が高く、トレンドにも合わせやすい
✔️ 適正な価格設定
品質に対して価格が適正で、利益も確保できる
コスパ最強!OEM向け推奨生地TOP7
1位:T/C(TC交織)
特徴:ポリエステル×コットン。シワになりにくく、コットンの風合いもある 適用:シャツ・ワンピース・ブラウス コスパ度:⭐⭐⭐⭐⭐
2位:T/R(ポリエステル・レーヨン混)
特徴:レーヨン特有の艶感と落ち感がでて高級感がある素材。ポリエステル混なのでレーヨン素材よりしわになりにくく、洗濯等も可能な素材が多い。 適用:通勤着スタイル、ボトムやワンピース、スカート、ジャケット コスパ度:⭐⭐⭐⭐⭐
3位:ポンチ素材
特徴:ハリ感とストレッチ性のバランスが良く、見栄えがする 適用:ワンピース・セットアップ・スカート コスパ度:⭐⭐⭐⭐
4位:段ボールニット
特徴:スウェットに定番。厚みと柔らかさのバランスが良く、小ロットでも供給しやすい 適用:パーカー・スウェット・ワンピース コスパ度:⭐⭐⭐⭐
5位:カットジョーゼット
特徴:表面に細かな凹凸があり、上品な質感。透けにくく、夏のブラウスやワンピに人気 適用:ブラウス・ワンピース・スカート・パンツ コスパ度:⭐⭐⭐⭐
6位:ピーチ起毛
特徴:表面がやや起毛し、高級感のあるマットな質感。秋冬のシャツやパンツに◎ 適用:シャツ・パンツ・ジャケット コスパ度:⭐⭐⭐
7位:リサイクルポリ混
特徴:サステナブル志向。再生素材でも低コストで手配しやすい生地が増えている 適用:Tシャツ・パーカー・パンツ コスパ度:⭐⭐⭐
OEMで「コスパの良い生地」を選ぶ3つのコツ
1. 現物サンプル・スワッチを必ず触って確認する
写真と質感が異なる場合があるため、必ず実物確認を。「思っていたのと違う」を防ぐ最重要ポイントです。
2. 小ロット(カット)対応可能な在庫生地を選ぶ
国内や韓国の素材は少量でも利用でき生産リスクが低く、初回投資を抑えながらテストマーケティングが可能。
3. ブランドの価格帯に合った質感・機能性を選定
「高見えを狙いたい」ならマットな質感やドレープ感がある生地がおすすめ。ターゲット層の期待値に合わせることが成功の秘訣。
よくある質問Q&A
Q. 安い生地は見た目でわかりますか? A. 安価なものでも設計次第で高見えするものも多く、デザイン・縫製・パターンで補完可能です。重要なのは「価格に見合った価値」を提供できるかです。
Q. コスパのよい生地の相談はOEM先にできる? A. はい。OEM会社は**「価格×品質×ロット×納期」**を考慮して、最適な生地提案をしてくれる場合が多いです。遠慮せずに相談しましょう。
Q. 生地を自分で支給してOEMをお願いすることはできますか? A. 可能な場合もありますが、品質トラブルのリスクや縫製適性があるため、基本的にはOEM側が推奨する生地を使うのが安心です。
Q. トレンドの生地はどうやって探せばいいですか? A. OEM企業が提案してくれるケースもありますし、「韓国生地市場」「展示会」「ファブリック専門サイト」を利用するのもおすすめです。
高名なブランドが使用している生地を見て、おおよそどのくらいの値段の生地を使っているかはたくさんの製品を作ってきたり、生地に触れてきている経験があれば、おおよそ検討がつきます。生地の値段が安いからといって、販売価格をおさえて展開する必要はございません。DESIGNLAB.のスタッフは年間1000アイテム以上のOEM生産を行ってきたスタッフがそろっております、ご相談いただければ、安価な生地でも仕立て映えするような生地をご紹介やご提案をすることも行っております。
インフルエンサーが陥りがちな生地選びの落とし穴
落とし穴1:「デザイン先行」で生地選びを後回し
よくあるパターン 「このデザインが作りたい!生地は後で考えよう」
なぜ危険か
- 理想のデザインに合う生地が見つからない
- 生地とデザインのミスマッチで完成度ダウン
- 予算オーバーや納期遅延
解決策 デザインと生地は並行して検討する。OEMパートナーと一緒に「実現可能性」を確認しながら進める。
落とし穴2:「安さ」だけで生地を選ぶ
よくあるパターン 「とにかく安い生地で利益を最大化したい」
なぜ危険か
- フォロワーからの信頼失墜
- リピート購入率の大幅ダウン
- 「安っぽい」という悪評がSNSで拡散
解決策 価格帯に見合った品質を意識する。プチプラ企画でも「この価格なら満足」と思われる品質を確保。
落とし穴3:海外生地の「見た目だけ」判断
よくあるパターン 「韓国の生地がトレンドだから、写真で選んで発注」
なぜ危険か
- 実物とのギャップ
- 品質のばらつき
- 納期トラブル
解決策 必ずサンプル取り寄せまたは信頼できるOEMパートナー経由で手配。
デザインファースト vs 生地ファースト:どちらを選ぶべき?
ケース別推奨アプローチ
🎨 デザインファースト(デザイン → 生地選び)
こんな時におすすめ
- ブランディング重視
- こだわりデザインを実現したい
- 他にはない独自性を追求
成功例 立体的なドレープが特徴のワンピース:「このシルエットを実現するには、この生地しかない」という強いこだわりで選択。結果、唯一無二の商品として大ヒット。
注意点 希望するデザインに合う生地が見つからない可能性も。予算とのバランスも要検討。
🧵 生地ファースト(生地選び → デザイン)
こんな時におすすめ
- コスト重視・納期重視
- 小ロットで効率的に進めたい
- 在庫リスクを最小化したい
成功例 在庫処分価格の高品質生地を発見し、それに合わせてデザインを最適化。通常の半額で高品質商品を実現し、利益率大幅アップ。
注意点 素材に合わせてデザインをアレンジする柔軟性が必要。
🤝 並行アプローチ(同時進行)
こんな時におすすめ
- OEMパートナーの提案力を活かしたい
- 初めてのOEM依頼
- バランスの取れた商品を作りたい
成功例 「こんな雰囲気の商品が作りたい」という大まかなイメージをOEM先に伝え、デザインと生地の両面から提案を受けて最適化。結果、想像以上の完成度を実現。
プロが教える!OEM成功の最終チェックリスト
📋 生地選定完了前の必須確認事項
✅ 商品企画の確認
- ターゲット層の明確化(年齢・性別・価格帯)
- 着用シーンの想定(日常・ビジネス・イベント等)
- 季節性の考慮(春夏・秋冬・通年)
- 販売価格の設定(利益率も含めて)
✅ 生地選定の確認
- 実物サンプル・スワッチでの質感確認
- 洗濯テスト・摩擦テストの実施(生地堅牢度検査)
- 最小ロット数と在庫状況の確認
- 納期の確認(繁忙期・連休考慮)
- 予備分の確保(不良品・追加発注対応)
✅ コスト計算の確認
- 生地原価の算出(ロス率も含む)
- 縫製費用の見積もり
- 付属品・副資材の費用
- 物流・梱包費用
- 最終利益率の確認
✅ 品質管理の確認
- 洗濯表示の正確性
- 品質表示ラベルの準備
- 検品基準の設定
- 不良品対応フローの確認
✅ リスク管理の確認
- 生地の色ブレ対策
- サイズ展開での生地使用量差異
- 天候による納期影響の考慮
- 為替変動リスク(海外生地の場合)
まとめ:インフルエンサーが生地選びで成功するための5つの極意
極意1:「フォロワーファースト」の視点を忘れない
あなたのフォロワーが**「買って良かった」と心から思える品質**を提供することが、長期的な成功につながります。
極意2:プロの意見を積極的に取り入れる
OEMパートナーは何百・何千という商品を手がけたプロ。あなたのブランドビジョンを伝えた上で、専門的なアドバイスを素直に聞く姿勢が成功の鍵。
極意3:企画段階で妥協しない
「まあ、これでいいか」は禁物。企画段階での妥協は、量産での後悔に直結します。納得いくまで調整してからサンプル進行しましょう。
極意4:トレンドと定番のバランスを取る
話題性のあるトレンド素材も大切ですが、安定して供給できる定番素材との組み合わせでリスクヘッジを。
極意5:継続的な改善を心がける
一度成功した生地選びに満足せず、顧客からのフィードバックを次の商品開発に活かす姿勢で、ブランドを進化させ続けましょう。
最後に:あなたのアパレルブランドを成功に導くために
この記事でご紹介した内容は、DESIGNLAB.のスタッフが年間1,000件を超えるOEM相談の中で実際にご提案・生産してきた、実践的なノウハウをもとにまとめたものです。
私たちが最も大切にしているのは、「あなたのブランドらしさ」を生地選びからしっかりと表現すること。フォロワーやお客様が商品を手に取ったときに、「やっぱり○○さんのセンス、素敵だな」と感じていただけるような、“あなたらしさ”が伝わるものづくりを一緒に目指しています。
もし生地選びや仕様で迷ったら、いつでもこの記事を参考にしてください。そして、信頼できるOEMパートナーとして、DESIGNLAB.と一緒にあなたのブランドの魅力を最大限に引き出すアイテムをつくっていきましょう。
あなたのブランドが、たくさんの人の心に届くことを、心から願っています。
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企画提案から生産管理も行い、
お客様のかわりそれぞれのブランドの
意向にそった商品作りを
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